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PERSON | 社員と仕事

生産技術の力で
現場の課題を解決する。

RDP
生産購買本部
生産技術開発センター
技術開発室

阿部 和樹

Kazuki Abe

2017年入社 工学資源研究科

  • 学生時代に学んだこと

    ライフサイクルデザイン(LCD)工学を学びました。これは資源の採掘に始まり、製品の設計から生産、廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体で環境負荷の低減を考える工学の一分野です。例えば使用済みの携帯電話はリサイクルや廃棄、退蔵といった様々な方向に流れるがその割合がどの程度のものなのかを分析し、物質の流れを全体的に捉える「マテリアルフロー」を作成するといった研究などがありました。

  • この会社を選んだ理由

    製品の生産は重要ですが、いかに生産するか、その技術に特化した会社だと知って興味を持ちました。私が学んでいたのも、何をつくるかではなくどうつくるかであり、その過程で大きな環境負荷がないか、ということです。生産プロセスに注目し、エコの観点も取り入れて生産技術の高度化に取り組んでいる当社で働きたいと思いました。

  • 担当業務・ミッション

    自動画像検査装置(RIVAS)の製作、完成後の評価を担当しています。RIVASは複写機から出力されたプリントの画像品質をチェックする装置で、従来は目視で行われていたものを自動化したものです。より高性能で低コストのものに改良していくことが私の職務です。また無人搬送車(AGV)の展開も私の仕事です。実験環境の構築や設計変更への対応、制御ソフトのアップデートなどを担っています。

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  • 仕事の面白さ、難しさ

    現場の各部門の様々なニーズに応えて検査装置を開発したり、生産工程の効率化・高度化のために自動化などのアイデアを出し、それを形にするのが私の部署の仕事です。「何でも屋」という一面がありますが、幅広くいろいろなことを学ぶことができ、また他部署との交流も多く、そこが大きな魅力だと感じています

  • 職場について

    エレキやメカ、ソフトなど一人ひとりの専門分野が異なり、自由な雰囲気の中でそれぞれが技術者としての志をもって研究や開発を進めています。そして、いったんプロジェクトを進めるためにチームを組んだときには、一丸となって大きな力を発揮する魅力的な職場です。

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  • 会社について

    生産技術に着目し、どうすれば効率が良く環境負荷が少なく、また高品質のものを生み出すことが可能になるのか――生産のマザー機能を担う会社です。改善のためにいろいろなところに情報を取りに行き、関連部署にコンタクトを取って学ぶことが必要です。より良いものづくりのために、一人ひとりが高い問題意識を持って活動しています。

  • これからの課題・目標

    私には専門といえる技術分野はまだありませんが、学生時代に学んだライフサイクル全体を考えるものづくりやエコの視点を活かして、生産技術の高度化に貢献したいと思っています。ある部門が抱えていた問題を解決できたのは、部署内で創り上げた確かな技術の提供が果たせたからだという実績を増やしていきたいと思っています。

グループリーダー 菊地 建至

入社2年目で、高度技術を集約したRIVASのテーマ推進の中心に立つなど、たくましく成長しています。急に決まった初めての海外出張では、持ち前のコミュニケーション能力と環境適応力で無事役目を果たしてくれました。多忙な中でも、いま実施している活動の意味をしっかり考えながら進めてほしいと伝えています。今後は推進から改善に業務がシフトしていきますが、またさらにレベルアップしてくれることでしょう。