商用印刷向け大型プリンター複合機は、高画質・高機能を実現するために複雑かつ繊細な構造をしています。 製品のミクロンオーダーの調整/検査など、製品上で動作し製品自身が自らを点検する検査アプリケーションや、印刷サンプルを画像特性に変換し評価する検査装置の開発など、プリンター生産で培った独自技術とデジタルの活用により、バラつきの少ない高品質なものづくりを実現しています。
東北事業所 金沢弘之
図面情報を基に、高品質で低コストな製品を具現化するまでの一連の生産プロセスを設計するのが工程設計です。
製品品質を監視し不具合を未然防止する仕組みや、生産ツールの情報を基に品質の良し悪しを判断する仕組みなどを構築。
新製品に組み込まれる新たな機能や機構など、進化し続ける技術に追従する為、製造技術力の向上とデジタル技術の活用により、最先端の工程設計を目指しています。
東北事業所 高橋康浩
循環型社会の実現のため、再生材など新たな加工技術獲得とデジタルツールを活用した業務プロセス改革に取り組んでいます。
一般的に再生材は加工性が悪く、これまで培った技術だけでは狙った加工精度を得る事ができません。地道な評価の繰り返しから、技術ノウハウを蓄積し、新たな加工技術の獲得を目指しています。
また、関連区との仕様打合せは遠隔となる事が多く、Webカメラ等のデジタルツールを積極的に活用し、業務効率化と移動に伴うCO2削減など環境に配慮した業務プロセス改革にも取り組んでいます。
ものづくりにおける量産品質確保と製品の垂直立上実現の為に、生産準備プロセスの改善、精度向上に日々取り組んでいます。また、設計との連携を密にしたコンカレントな取組みを日常的に行い、工法開発、設備開発を同時並行的に進め、迅速な量産移行、QCDSEの達成、生産能力最大化を実現しています。
概要:検査手順をナビゲートする専用アプリケーション
概要:印刷サンプルの自動検査
概要:特性値の傾向から異常発生を予測するシステム
概要:レーザー書込モジュールの機能調整および検査治具